コラム|株式会社イング【ING】

できる人事がやっている強い組織の作り方とは

できる人はどんな考え方をしているのか

できる人はどんな考え方をしているのか

人事が優秀であれば、社員は働きやすくなり組織が強くなります。
そのため、できる人材になりたいと思っている人が多いですが、実際にどのような取り組みをするべきかわからないのではないでしょうか。
組織を強くするためにできる人事が行っていることがあります。
そもそも、担っている役割は採用や異動、研修を計画して実施したり、福利厚生を充実させるなど様々な企画や運用をすることです。
このような役割をしっかりと果たすために、3つの考え方を意識する必要があります。
一つは、成果の定義を明確にすることです。
将来の管理職となる人材を育成してほしいと要望があった時、できる人はまず「何が成功なのか」を考えます。
自分で考え抜いた成功を経営陣と共有し、認識の違いがなければ動き始めます。
しかし、できない人はとにかく様々なプログラムや研修を行おうとしてしまうのです。
担当者が面白そう、効果がありそう、といった主観がメインになって選択されたプログラムが経営陣と認識がずれているものであれば、意味がなく無駄な時間になります。

仲介に入ること

仲介に入ること

二つ目は、通訳をすることです。
経営と現場では、見え方や考え方、取り組み方など相違点がたくさんあるため、その仲介に入って一致しているかどうかをチェックしなければなりません。
特に、ベンチャー企業などスタートアップして急成長した企業は、トップと新入社員の間にズレが生じやすいです。
その場合は、通訳をする立場になって現場の声をトップに届けて議論をしなければ改善されません。
議論して出た結果は現場にしっかりと伝えることが大切です。
三つ目は運用で成功することです。
人事は企画が20%、運用が80%で動くように意識しましょう。
できない人は企画に100%の力を注いでしまいますが、社員から出た声を、軌道修正して運用していくことが大切なのです。
このように3つの考え方がありますが、全てを意識して取り組んだからといって必ず強い組織を作り上げられるというわけではありません。
しかし、現場の意見は本質を見抜いてトップに提言し、トップの考えはわかりやすく社員に伝えていくことが重要です。

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