カルチャーフィットという言葉を聞いたことがある人事担当者も多いのではないでしょうか。
人事担当者は、意味やメリットを理解した上で、人材を見極めることが大切です。
一般的に、カルチャーフィットは、企業と求職者が合っているかどうかを採用基準にするものです。
求職者に求めているスキルを持っている人材を採用することも大切ですが、価値観や性格が企業と合わなければ離職につながる可能性があります。
そのため、カルチャーフィットする人材を採用すると、離職率が低くなるといったメリットが得られます。
また、カルチャーフィットする人材が多い企業は、従業員同士が連携して仕事がしやすくなり、コミュニケーションコストがかからないこともメリットです。
それぞれの人材が自立し、従業員同士の価値観があっているとチームで行うプロジェクトも早く動き出すことができるでしょう。
カルチャーフィットには離職率の低下、コミュニケーションコストがかからないといったメリットがありますが、見極め方がわからない人事担当者も多いのではないでしょうか。
応募者と企業が合っているかどうかを判断する前に、自社の社風を明確にしておく必要があります。
企業理念はもちろんのこと、従業員それぞれが持っている価値観、想いを理解して、どのような傾向があるのかを分析しましょう。
分析した後は言語化して、従業員に共有し統一させることが大切です。
これはカルチャーフィットが見極めやすくなるだけでなく、従業員の一体感を向上させるメリットもあります。
応募者に対しては面接時に、仕事への思いや求めていること、自分の成長とは何か、と言った質問をして価値観や考え方を理解します。
自社のカルチャーと応募者のカルチャーを比較すると、カルチャーフィットする人材かどうかを見極めることができるでしょう。
完全にマッチすることは難しいですが、共通している部分や似ている部分は見えてくるはずです。
人事担当者は、まず初めに自社のカルチャーを考えることから始めてみてはいかがでしょうか。
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