優秀な従業員を確保できないという悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。
闇雲に改善策を考えて実施しても意味がありません。
採用できない企業に共通した特徴を知っておく必要があります。
まずは、採用できない理由を知っておきましょう。
一つは、応募がないことです。
募集をかけているのに、優れている人からの応募がないということです。
実際に中小、小規模事業者を対象とした調査を行なったところ、事業の維持、拡大のために必要な質の人材がいないことが1位の理由に上げられています。
また、応募があっても採用までいかないというのも上げられます。
会社側が内定を出しても、求職者が途中で辞退をすることもあるでしょう。
これは、応募をしたけれど選考中に会社と自分とは合わないと感じたり、求めているものが違うとおもったりしたなど様々です。
このような理由から優れている従業員が増えていないようです。
優秀な人材を確保できない企業に共通した特徴は、採用活動を行うための体制が整っていないことが挙げられます。
通常業務の片手間として取り組んでおり、採用のために時間も人材も割けていない傾向にあるのです。
実施後も振り返りなど改善する取り組みが行われず、課題さえも見つからないまま、ただ応募者を待つだけになっています。
また、求めている人物像にも共通点があります。
それは、過剰なスキルを持ち合わせた人物です。
そのような人を採用するには競争が激しい上に、募集数が少ないと出会える確率が低くなってしまいます。
また、他の従業員から上がった声をもとに求めるスキル、能力を決定する会社も少なくありません。
現場からの声は大切ですが、具体的な人物像が見えていなければ、選考基準も曖昧なものとなってしまいます。
実は求めている人物がいたのに、面接で落ちてしまっているかもしれません。
選考に関する共通点はスピードの遅さです。
優れた人はどの会社も欲しいと考えます。
そのため、内定が出るまでのステップが多く決定のスピードが遅いと、他の企業が内定を出して辞退につながるでしょう。
このような特徴がありますが、自社に当てはまる部分があった場合は、それを改善する取り組みが必要です。
優秀な従業員を確保するために、前もって準備を始めなければなりません。
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