就職活動の期間が短くなってきている昨今、学生たちの自己分析や特色や理念などその企業について理解する時間も少なくなってきており、せっかく内定をもらっても自己分析や企業理解が不十分であったために内定を辞退するといったケースも多くなってきており、最近の内定者の辞退率は内定を受けた人の6割を超えているという調査結果も出ています。
こうした影響もあり、最近では企業側の新卒採用活動での内定者フォローに対する位置づけも大きくなってきています。
内定者の辞退を防ぐためには、企業側は志望者に適性検査を行って採用するだけでなく、内定した者に対しても内定後に相談会を開き、入社前に研修を行うなど、内定者に対してのフォローにも力を入れ、内定者の入社への意志を固めさせることも重要です。
内定が決まった学生にとって、入社するまでの期間というのは社会人生活や人間関係、仕事などに対する不安も非常に大きく、内定をもらった学生の中には内定ブルーに陥ってしまうというケースも少なくありません。
また、最近では内定をもらった学生の2人に1人以上が内定を辞退しているなど内定者の辞退率の高さも深刻化しています。
その傾向から、最近では内定辞退者の増加に伴い、内定者フォローに力を入れている企業も増えているのです。
内定者フォローとは、入社が決まった学生に対して企業が研修や懇談会を行い、学生の入社への不安を払拭し、モチベーションアップを図ることをいいますが、内定者の辞退を防ぐためにも有効なものとして近年多くの企業で導入され始めています。
そのためには、適性検査の結果を元にして内定者フォローに活用します。
適性検査の結果を元に、内定者をタイプによってグループ分けを行い、内定者と部署の相性を考えましょう。
研修の際にも、性格や特徴が近いタイプの内定者と組ませるなどを行うことにより、内定辞退を減少につなげることができるため、内定者フォローの際にも適性検査は有効です。
懇談会やグループワークだけではなく、SNSを活用した情報発信や近況報告、保護者向けの対策など内定者へのアプローチ方法も多種多様となっています。
内定者をより効果的にフォローしていくためには、内定者の能力や性格などを把握することのできる適性検査を活用しましょう。
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