毎年のように採用活動を行いますが、うまく進まずに悩んでいる担当者も多いのではないでしょうか。
そのような場合は、採用の質を向上するために工夫しなければなりません。
例えば、Matchプロセスです。
担当者が複数いる場合は、Matchプロセスを忠実に取り入れて全員の意識を統一させてから具体案を決めていきましょう。
メンバーのマインドセットが整ったら、企業のあり方を簡潔にまとめます。
ミッションステートメントとも言いますが、企業や従業員が共有しているミッションを実現するための指針として落とし込んだものであり、組織として何をすべきかを決める基準です。
これは、従業員のモチベーションアップにつながり、一致団結して取り組めるようになります。
それだけでなく、ミッションステートメントがしっかりと掲げられていれば、意識の高い候補者を惹きつけることができるようなり、採用の質の向上につながるのです。
次に、役割分担をしていきます。
それぞれの責任の所在がはっきりしていれば、行動計画が立てやすくなるでしょう。
どのようなポジションにどのような人材を雇用したいのかを組織図で表しましょう。
誰でもわかるように作成すると把握がしやすくなり、候補者にも見せると組織の構造を理解してもらえます。
体系がしっかり整っているという印象も与えられるはずです。
そして、ポジションや仕事内容、入社後の達成目標などを記入した記述書を作成して、この目標を達成するために必要なスキルや学歴、功績を書き出してください。
面接時に「はい」、「いいえ」で答えられるようにしておくと、効率よく確認できます。
次に、企業に合う特性を持っているかをチェックするために、知性、コミュニケーション、リーダーシップ、管理能力、性格などの項目をつくって評価します。
このようにMatchプロセスは段階的に捉えて、項目ごとに細かく段取りをして実行することが大切です。
質が向上されないときは、段取りがうまくいっていない可能性があるため、Matchプロセスを見直してみてください。
〒170-0013
東京都豊島区東池袋4-21-1 アウルタワー6F
TEL:03-6457-7120 FAX:03-6457-7134