コラム|株式会社イング【ING】

適性検査の歴史について

適性検査の歴史は古い

適性検査の歴史は古い

主に就職や、転職をする際に受けることが多い適性検査ですが、最近誕生したものだと思っている人が多くいます。
しかし思いの外、歴史は古く約1500年前の中国で、似たようなことが実施されていました。
今現在行われている適性検査とほぼ同じ形のものが使われるようになったのが、今から100年以上前の1905年です。
非常に有名な心理学者たちが知能検査開発を作り上げました。
元々は、就職や転職の際に用いるものではなく、勉強に関する評価のために活用されていました。
その後、各種適性検査は発展し、ついに向いている職業の判定に活用されるようになりました。
紙質問紙法、性格診断法、文章完成法が誕生し、適性検査のクオリティが上がり、種類もたくさんできました。
これらも多くの機会で使用されていますが、1943年には心理学者と精神科医がミネソタ多面人格検査を作り上げ、これは適性検査の歴史上特筆すべきものとなります。
主にヨーロッパや、アメリカで適性検査は多くのシチュエーションで活用されていましたが、ほぼ同時期に日本でも活用され始めます。

日本での適性検査の歴史について

日本での適性検査の歴史について

海外で誕生した適性検査を日本人が改良し、日本国内で使用する例もありました。
1900年代初頭から、日本でも適性検査は知られていました。
しかし、一般的に活用され始めるのは数十年後となります。
1950年代には、労働省編一般職業適性検査が誕生して一部で使われましたが、一般利用はなかなかされませんでした。
今のように多くの企業が人員獲得のために用いるようになったのは、日本でSPIが開発されたことがきっかけだといわれています。
今でも就職・転職活動の際に活用されることが多いSPIは、実は1974年に日本で誕生しています。
適性検査についての歴史を紐解いていくと、100年以上昔から存在していることは理解できますが、今のように各企業で活用され始めたのはまだまだ最近です。
各企業が適性検査のメリットに気づき、次々と導入を果たしています。

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