コラム|株式会社イング【ING】

採用担当者が質問してはならないこと

トラブルに繋がる恐れがある質問

トラブルに繋がる恐れがある質問

新卒や中途採用で多くの企業が面接を行いますが、面接では採用担当者側から質問していくことが多くあります。
しかし、雇用する側だからといって、何でも質問して良いわけではありません。
不信感を抱かれないように、聞いてはならない質問を事前に確認しておきましょう。
まず、住居に関連することです。
履歴書などに住所は記載されていますが、住居に関する間取りや近隣に関することなど個人情報を必要以上に聞いてしまうと、不信感を抱かれる恐れがあります。
同時に、家庭環境などにも聞きすぎないようにしましょう。
家族構成などであれば問題ありませんが、生活環境や家族の仕事や収入、資産などはプライバシーを侵害してしまう恐れがあります。
また、政治に関連する支持政党・人物の質問もトラブルになりやすいため、注意が必要です。
政治も含まれますが、日本の憲法において自由が保障されていることに関しては、基本的に質問してはなりません。
例えば、宗教や思想です。
日本の憲法においてどのような宗教を信仰していても、どのような思想をもっていても自由が許されています。
そのため面接時に、どれほど世の中のニュースや政治に関心があるかを知りたい場合でも、採用担当者は避けるようにしましょう。
また、宗教や思想で就職を左右すると、トラブルや差別行為にあたってしまうので注意してください。

セクハラに繋がる質問

セクハラに繋がる質問

面接時に気をつけなければならない質問はありますが、悪気がなくても質問をしてしまうとセクハラに繋がってしまうこともあります。
例えば、交際状況や経験です。
現在交際している人はいるのか、これまでどのような人と交際してきたかなどプライベートに関連することを聞いてしまうと、セクハラとなってしまう恐れがあるでしょう。
また、結婚や出産に関する質問も注意が必要です。
いつ結婚するのか、予定があるのか、子どもは作らないのかなどもセクハラになります。
そのような質問をしてしまうと、女性には結婚や子どもが出来たら辞めさせられてしまうのではないかと、不信感を抱かせてしまうことにもなるでしょう。

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