人事担当者の仕事は、新卒や中途の採用、従業員の教育や評価を行います。
基本的に、人と関わる業務が多く、人材によって企業をより良いものとするための役割があります。
重要な役割のある人事ですが、対応エラーをしてしまう人も少なくありません。
人事担当者がやってしまいがちな対応エラーについて知り、注意しながら役割を果たしていきましょう。
やってしまいがちな対応エラーの一つに、誤字脱字があります。
人と接することが業務の中心であり、対面でのコミュニケーションや交渉が重要だと思っている人もいるのではないでしょうか。
しかし、それだけで人事の仕事は上手く進みません。
採用面接で必要な書類、雇用契約書、給与提示書などの作成も人事の担当です。
これらの書類は、従業員やこれから企業で働く人の人生を大きく左右するものでもあるため、誤字脱字という初歩的なミスは避けなければなりません。
中には、氏名のミスが原因で内定を辞退する人もいます。
どんなにコミュニケーションをとってきたとしても、一度の誤字脱字がきっかけで優秀な人材を逃してしまうことがあるため、ダブルチェックが欠かせません。
内定を出した後に対応エラーをすることも少なくありません。
内定を出した応募者が入社してくれると人事担当者も嬉しいものです。
一人の内定を出すまでに、たくさんの時間をかけていると、達成感を強く感じるでしょう。
その反動で、内定者に対するアクションが遅れると行った対応エラーがあります。
例えば、入社承諾後の連絡がない、スケジュールが曖昧、入社書類が届かないなどです。
内定者は、次にどの様な手続きが必要なのか、引越しの時期など考えなければなりません。
承諾後のアクションが遅い企業に対して、従業員を大切にしない企業なのではないか、と言った不信感を抱くきっかけとなるため、入社承諾後のアクションはスピーディーに行うことが大切です。
人事担当者の対応エラーは、入社辞退や離職につながる可能性があります。
このようなエラーをなくすように、心がけなければなりません。
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