採用担当者は、採用の際に様々な選択に迫られることもあるのではないでしょうか。
例えば、コミュニケーション能力とスキルのどちらを重視するかなどです。
企業の即戦力にはならないが、コミュニケーション能力が抜群な人がいれば、スキルはあってもコミュニケーション能力がない人もいます。
このような場合に、採用担当者の多くは、スキルはないがコミュニケーション能力に優れている人を重視しているそうです。
スキルは採用後の教育や経験で身につけさせることができるが、コミュニケーション能力は思うように高められないからといった理由があります。
しかし、中にはスキルを重視するケースも少なくありません。
それは、エンジニア系職種の採用担当者に多く、技術を最優先にしているからです。
どちらを重視するべきか悩んだときは、職種を基準に採用するかどうか決めると良いでしょう。
採用担当者が重視するべき要素は、コミュニケーション能力やスキル以外に、主体性、協調性、チャレンジ精神、誠実性です。
主体性がある人材は自己理解や管理、評価能力までカバーすることができます。
自立しながらも協調性のある人材は、ほかの社員を巻き込んで影響力を与えることができるでしょう。
失敗を成功につなげたエピソードを聞くと判断できます。
チャレンジ精神は仕事への熱意です。
熱意がある人は意欲的であるため、自ら成長していきます。
誠実性のある人材は、社内からだけでなく社会からも信頼される人のことです。
これらの要素は、社会人として身につけておくべき基本的な人間性を表したものと言えるでしょう。
新卒採用だけでなく、中途採用においても5つの要素が欠けている人材は、魅力に欠ける人材かもしれません。
5つの要素が身についていないと思う人材を、採用面接でしっかりと見極める必要があります。
逆に、5つの要素が身についている人材に対しては、積極的に口説きましょう。
採用面接担当者は採用力が必要です。
内定を出したあとに、辞退する人も少なくありません。
辞退者対策を採用段階でしっかりと計画することが重要です。
それぞれの採用担当者では重視するポイントが異なりますが、採用基準は共有しておきましょう。
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