多くの企業では、中途採用面接を行っています。
中途採用に求めることの多くは、即戦力となる人材ではないでしょうか。
人柄が良くても、活躍できない人や入社しても働く意欲がない人は採用しても、短期間で辞めてしまうケースが多いです。
離職率を下げるためにも、中途採用はしっかり見極めなければなりません。
中途採用面接を担当する人は、自社が求める人材はどのような人であるかをしっかり見極め、採用することが大切です。
まずは、どのような人材が自社で活躍しているのかを分析します。
活躍している人の特徴を基準に、即戦力となる人材を明確にして中途採用面接を行うと、ミスマッチが発生しにくいでしょう。
中途採用面接では、「人物」、「能力」、「アピール」の3つを評価し、見極めます。
人物評価では、面接官に与える印象を判断してください。
面接官に与える印象が悪ければ、既に働いている社員や顧客と上手にコミュニケーションが取れない可能性があります。
コミュニケーション能力はどんな職種においても、大切なスキルです。
面接官の質問に対して、「Yes」または「No」でしか答えられない人は、コミュニケーション能力が欠けているかもしれません。
また、厳しい質問をした際に、顔色が変わり感情をあらわに出すような人は、ストレス耐性に問題がある可能性があるでしょう。
能力評価では、即戦力となる人材であるかを見極めます。
前職の実務経験を活かし、自社で即戦力となる人材であるかを判断してください。
職務経験を述べるだけで、実績や強みがない人は即戦力にならない場合があります。
未経験の職種であっても、知識やスキルがあれば詳しく質問し、自社で発揮できる能力を見極めましょう。
アピール評価については、なぜ自社を希望しているかを問います。
入社動機が明確ではなく、意欲がない場合は短期間で離職してしまうでしょう。
他社と自社の違いを理解しているか、自社で活躍できる人材であることをアピールできるかを見極めてください。
評価ポイントを確認し、自社にとって戦力となる人材を採用しましょう。
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